相続手続きや遺産分割協議が止まった時、誰が手続きを前に進めるのか?
「家族だから話し合えばわかるはずだ」と信じていたのに、いざ相続手続き、遺産分割協議が始まると、思わぬところで話し合いが行き詰まり、話が前に進まなくなることがあります。そのような事態に陥っても、落ち込む必要はありません。あなたのご家族だけが特別なのではないからです。
今回は、遺産分割が進まない場合の解決への道筋をご説明します。
遺産分割協議が進まないのには理由があります
なぜ遺産分割の話し合いは止まってしまうのでしょうか。
相続手続きや遺産分割協議が進まない原因としては、お金の問題以上に感情の問題が大きいといえます。
「長年親を介護してきた私を評価してほしい」「昔、あの人だけが親から金銭的な援助を受けていた」などといった、何年間も蓄積した感情が、相続手続きをきっかけとして、ぶつかり合います。
当事者だけで話し合おうとすれば、どうしても感情がぶつかり、傷つけ合ってしまいます。
遺産分割協議を前に進めるには弁護士の介入が必要です
この停滞した状況を、あなた一人で打破する必要はありません。
弁護士は、あなたの代理人として、遺産分割協議に介入することが可能です。
弁護士は、まずは、遺産の調査を行い、遺産の全貌を明らかにします。
弁護士が、どのような種類の遺産がいくらあるのかを資料に基づいて明確にすることが話し合いを前に進める糸口になります。
なぜなら、弁護士から、正確な情報が提供されることで、不信感が減少するからです。
遺産分割における感情のもつれには裁判所の視点で説明します
遺産分割協議において、感情で揉めている部分には、弁護士が、争いになっている事項について裁判所がどのような判断をするかの見通しを説明します。
弁護士が客観的な見通しを伝えることで、無理な主張をしていた側も、冷静に現実を受け入れるきっかけが生まれます。
それでも遺産分割協議が難航した場合には協議の場所を裁判所に移します
それでも遺産分割協議が難航した場合には、弁護士は、家庭裁判所に遺産分割調停の申し立てを行い、家庭裁判所での遺産分割調停という公的な場を活用します。
裁判官や調停委員を交えることで、感情的な問題を、客観的な解決に導くことができます。
遺産分割協議をどうすればいいかわからないと感じたときが弁護士に依頼するタイミングです
弁護士が介入することで、弁護士が防波堤となり、親族同士が直接ぶつかるのを避けることができます。
遺産分割は、亡くなった方が遺した最後の課題のようなものです。
その課題を一刻も早く円満に解決し、皆さんがそれぞれの生活に戻れるようにサポートすることが弁護士の役割です。
もうこれ以上どうすればいいかわからないと感じた時が、弁護士に依頼するタイミングです。 相続手続きや遺産分割協議が前に進まずお悩みの方は、一度弁護士に相談されることをお勧めします。




