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弁護士コラム

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春日警察署管内(春日・大野城・那珂川)の交通事故の最近の傾向と注意点

春日警察署管内(春日・大野城・那珂川)の交通事故の最近の傾向と注意点

 皆様は、日頃から通勤や買い物、お子様の送り迎えなどで自動車を運転されていますが、どれほど注意を払っていても、ある日突然、予期せぬ形で交通事故は起こってしまいます。
 今回は、福岡県警察春日警察署が公表している春日警察署管内交通事故情報(令和8年1月末)のデータをもとに、春日警察署管内における交通事故の傾向を分析し、法的な観点も含めた注意点をお伝えします。

春日警察署管内の交通事故全体の約半数が春日市内で発生している

​ 春日警察署が管轄するエリアには、春日市、大野城市、那珂川市の3市が含まれます。

 データによると、春日警察署管内の交通事故のうち春日市が53%、那珂川市が24%、大野城市23%を占めています。

 人口密度が高く、入り組んだ生活道路と幹線道路が交差する春日市では、わずかな不注意が重大事故につながりやすいといえます。

中原・片縄エリア(那珂川市)では、出会い頭の交通事故が最多

 特に、那珂川市と春日市にまたがる中原・片縄エリアでは、令和8年1月中の交通事故件数が8件にのぼり、その最多の交通事故形態が出会い頭事故となっています。

 出会い頭事故は、一時停止不十分、安全確認不十分、速度超過などが原因となり、どちらがどれだけ悪いか(過失割合)が争点になりやすいのが特徴です。

 ドライブレコーダーの映像などの客観的な資料がないと、自分が考える事故態様を証明することは難しくなり、相手方や相手方保険会社から不当な過失割合を主張されるリスクがあります。

高齢者関連交通事故は増加傾向にあります

 高齢者が関わる交通事故が、春日市、大野城市で増加しています。

 高齢者が関わる交通事故は、判断力、認知機能、身体機能の低下が重なり、交通事故が起こりやすく、かつ、被害が大きくなりやすい特徴があります。

飲酒運転検挙件数は増加傾向にあります

 春日警察署管内の飲酒運転の検挙件数は前年比+9件と増加しており、依然として深刻な問題です。

 飲酒運転によって引き起こされた交通事故は極めて悪質であり、被害者側が受け取るべき慰謝料が増額される傾向にあります。

自転車関連交通事故は春日市で特に多い

 春日市だけで自転車関連交通事故全体の半数を占めており、地域的に自転車関連交通事故の発生リスクが高いことが分かります。

 また、春日市だけでなく、那珂川市でも自転車関連交通事故が増加傾向にあります。

 自転車も、軽車両であり、基本的に、車と同じ交通ルールが適用される点に注意が必要です。

 そのため、自転車側に、右側通行、信号無視などがあると、自転車側の過失割合が増える可能性が高くなります。

交通事故に遭ったら、まず弁護士にご相談ください

 交通事故は、保険会社に任せれば安心と思われがちですが、実際には以下のようなトラブルが発生します。

・過失割合を不当に高く見積もられる

・提示された示談金(賠償額)が、弁護士基準よりも低い

・治療中であるにもかかわらず、保険会社から通院の打ち切りを迫られる

 弁護士が介入して、弁護士基準に基づいて交渉するかどうかで、最終的に受け取れる賠償額が大きく変わることも珍しくありません。

 ご自身又はご家族が加入されている任意保険に、弁護士費用特約が付いている場合には、弁護士費用特約を利用して、相談から依頼までの費用について、ご自身又はご家族が加入されている保険会社に負担してもらうことができます。

 今回のデータは、身近な生活道路で交通事故が発生するリスクが高まっていることを示しています。

 もしあなたやご家族が交通事故に遭われたら、早めに弁護士に相談されることをお勧めします。

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